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花がもつ奥ゆかしさとは…

実家に随分昔から花の絵の額があります。
そこに言葉が添えてあります。
それは、

☆☆☆


花は自分の美しさを知らず 

 されば奥ゆかし


☆☆☆

というものです。
いい言葉だなと思いながらも、その横には「實篤」という難しい字が…。

ほんのつい最近分かったのですが、これって「武者小路実篤」さんの「実篤」の旧字体みたいです。

本人の言葉かどうかは定かではありませんが、
多分そうだと思います。


「奥ゆかしさ」ってきっとこういうことなんですよね。


武者小路実篤さんの言葉をもう一つ紹介します。

☆☆☆

わが行く道に 茨多し 

されど生命の道は 一つ

この外に道なし この道を行く

☆☆☆



さて、ちょっと調べるてみると、この「花の美しさ」についての名言というか言葉には似たようなのがいくつかある。

例えば、


☆☆☆

野に咲く花は、自分の美しさを知らない。
だから、いっそう美しい。

         藤原審爾


花は自分の美しさを知らないから
美しいのだろうか
知っているから美しく咲けるのだろうか

         星野富弘

☆☆☆


というような言葉です。

花にまつわる言葉って、
きっと世界中にたくさんあるんでしょうね。


まあ、花には「意識」というものがないから、「奥ゆかしさ」も何もないとは思いますが、

擬人化してみると、
自意識とかがない分とても奥ゆかしい感じがします。

自分を美しいと考え、かつ、自分は奥ゆかしいと考えているあなた、


本当に両立しているのか、
是非一度考えてみてはいかがでしょうか。



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