流れるプールの事故、似たようなことは今後も続く…。
付き合いだして4年目の彼女のチルドレンは小3と小5の女の子。
二人ともプール大好きだから、プールには数知れず行きましたよ。
流れるプールも何度か連れて行きました。
流れてりゃー、とりあえず満足するんですから。
流れるプールで行ったことのあるのは、
小机の日産ウォーターパーク(2回)、
辻堂のジャンボプール(1回)、
いわき市のスパリゾートハワイアンズ(2回)
といったところ。
もちろん排水溝まで確認したことは一度もない。
今後どうしようかと考えてしまいます。
プールの監視員の数なんて高が知れてますから、自衛するしかなさそうですね。
まず大人がプールを一周して排水溝の具合を全部確認して、監視員の立っている位置も確認して、怪しい大人がウロウロしていないか確認して、それからあと何を確認すればいいだろう?
今回の事故でプール管理会社や監視員の業務も改善されていくだろうから安全度がぐっと高まる可能性はあるけれども、絶対ということはない。
とにかく子供からあまり目を離さないことだ。
今回の事故で思い出されるのは、
セガの東京ジョイポリスでの転落死亡事故。
サービスと安全のどちらを優先させるかという綱引き
においてサービスを優先させていた。
たとえ後でクレームを付けられようと、やはりベルトが装着できない以上は乗せるべきではなかった。
流れるプールの場合で言えば、
排水溝のフタが外れた時点でポンプを止めるか又は監視員を前に立たせるべきであった。
ぎりぎりのところでサービスを優先させてしまったんだろう。
でもアルバイトの監視員ばかりを責めるのは間違っている。
むしろ不測の事態における対応をきちっと指導してこなかった管理会社の責任の方が重いと思う。
「たかがフタが外れたぐらいでポンプを止めることはない」というような意識があったのかもしれない。
このことは全てのことに当てはまる。
人命の危険がほんの少しでもある場合には、大げさすぎるぐらいの処置をして然るべきである。
でもそうなっていないのが現状。
医療事故なんかもその最たるもの。
確認作業によるタイムロスや人件費の増大を惜しんで、または医師の実績づくりを優先させて、結果的には重大な医療事故を引き起こしてしまう。人命軽視も甚だしい。
医者が人命を軽視するなんて、弁護士が違法行為を人に勧めるようなもんだ。すぐにでも医者をやめてほしい。
身近なところで言えば飲酒運転もそうである。
とにかく飲んだら乗らないこと。
ついでに言えば万一に備えてシートベルトは必ずすること。
また地震対策なんかにも当てはまる。
タンスや棚につっかえ棒をしておくだけで人命が救われるケースだってきっとある。でも地震なんてすぐには来ないだろうと安易に考える。
思えば、耐震強度偽装問題やパロマ工業の湯沸かし機の事故、それに牛肉輸入問題にも同じことが言える。
利益優先で人命が二の次にされている。
かくなるうえは、自衛するほかはない。
ひとりひとりが安全に目を光らせていくしかない。
利益より安全が重視される世の中は、
いくら待っても実現しそうにありませんから。
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