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赤ちゃんウミガメの放流会の是非を問う。

浜松市に本部のある「サンクチュアリジャパン」という自然保護団体が「ウミガメ放流会」というのを毎年やっているそうです。

場所は、静岡県の遠州灘海岸にある中田島砂丘というところで、

九十九里浜や鳥取砂丘と並んで日本三大砂丘の一つなんだそうです。



その中田島砂丘に9月17日に私と彼女とその子供たちとで行くことになったんですが、実際に赤ちゃんウミガメを触れるかどうかはなんとも言えないらしい。


放流する赤ちゃんウミガメより参加者が多かったりしたら諦めるほかない。

たらいまわしのようにすると赤ちゃんウミガメが弱ってしまうというので、参加者全員に触らせるというような発想はないらしい。

これはアッパレなことである。


しかし、こういった放流会に異議を唱える声もあるそうな。


ウミガメというのは体内に磁気コンパスを持っていて、15年ぐらいしたら孵化した砂浜に戻ってくるらしいんですが(「母浜回帰」というそうです。)、

孵化したての赤ちゃんウミガメにあれこれ干渉することは本当はあまりよくないとのことです。

サンクチュアリジャパンの行う一般向けの放流会が17:00からというのにもやや疑問が残ります。

真っ暗な中を海岸に向かってヨチヨチ進んでいくのが本来の姿だと思うんですが、17:00ってまだ明るいですよね。

これってどうなんでしょうね?

詳しいことが分からないので何とも言えませんが…。



そもそも自然保護とはいったい何なのか、ということを考え直すところから始めるべきかもしれません。


こんな記事がありましたので、参考にどうぞ。

いつの記事なのかは不明です。


☆☆☆

「自然保護PRが裏目? ウミガメ上陸ゼロ 津屋崎町今夏は敬遠された…」

身近な自然環境の保護を訴えるCMに町の「うみがめ課」が登場した事をきっかけに、海岸清掃のボランティアが増えると同時に観光客も増加、砂浜が賑やかになった為か肝心のウミガメが上陸しなくなってしまった、といった顛末。観光客が「自分は何をしにその町を訪れたのか」を考えれば、海水浴やバーベキューをしたり騒いだりはしない筈なのだけど。「ナイトダイブ&ウミガメ産卵見学ツアー」を企画した業者は問題外。

☆☆☆


光や音に敏感な仔ウミガメ。

放流会で写真やビデオを撮る事はよくないことなんでしょうか?


誰か知っている人がいたら教えてください。



ちなみにウミガメってこんなのです。↓

前足が「パタパタ」です。

ウミガメの冒険
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