あなた自身を最大限に… エマーソンの言葉
エマーソンの名言を紹介します。
☆☆☆
Make the most of yourself, for that is all there is of you.
あなた自身を最大限に活かしなさい。あなたにとって、あるのはそれだけなのですから。
エマーソン
☆☆☆
エマーソンといってもキーボーディストのキース・エマーソンのことではなく、アメリカの哲学者・詩人であるラルフ・ウォルドー・エマーソン(Ralph Waldo Emerson)のことである。
今回は原文を掲載してみましたが、後半の「of you」を「to you」として紹介している場合もあります。
本当はどっちなのかは確認できませんでしたが、日本人には「to you」の方がしっくりくるでしょうね。
「to you」だとすると「あなたにとって」と素直に訳すことができますが、「of you」だとするとちょっと考え込んじゃいますよね。
英語で何が難しいかっていうと、やはり前置詞が難しい。
「in」「out」「at」「on」「into」などいろいろありますけど、それぞれの前置詞のイメージを掴まずにただイディオムを覚えこんでいくのはやはり限度があります。
ビリー・ジョエルの曲に「She's Always A Woman」というのがあって、その中に「gives in」「gives out」という言葉が出てきますが、
「give」と「in」は結構馴染んでいても「gives in」と来られると、受験英語に漬かっている日本人にはなかなかピンときません。
「give in」には「提出する、手渡す」という意味もありますが、
どちらかというと「屈服する、降参する、譲歩する、言いなりになる」という意味で使われる言葉です。
「She's Always A Woman」の中では、
Oh-and she never gives out
And she never gives in
She just changes her mind
となっていて、「屈服することもなければ」という意味で使われています。
ちなみに「give out」は「疲れ果てる、へたばる、駄目になる、つぶれる」という意味で使われています。
悩ましいですよね。
何で「give」と「out」で「疲れ果てる」になるのか?
私は、なんとなく納得がいきます。
自分自身を投げ出して与え尽くして(give)、何もかも出し尽くして空っぽになってしまう(out)わけですから、当然「疲れ果てる」わけです。
昔、大学受験の浪人時代に代ゼミに通っていたんですが、英語の講師の帆糸満(ほいと まん)先生の授業を受けていて、なにかと感銘を受けた覚えがあります。単なる丸暗記ではない理解の仕方を発見したわけです。
「代々木ゼミ方式帆糸英語一気シリーズ」の「前置詞」の本は何度も繰り返して読んだものです。
やはりイディオムの丸暗記ではなく、一つ一つの前置詞を深く深く掘り下げて理解していくことが英語上達の早道だと思います。
実は現役時代にも講義を受けたことがあって、その時言ったギャグを浪人時代の講義でも言っていたことが何か哀れを誘いました。
どっちも滑ってました…。
さてさて、前置詞の話は終わりにしまして、エマーソンの名言に戻ります。
「あなた自身を最大限に活かしなさい。あなたにとって、あるのはそれだけなのですから」
自己イメージの悪い人は成功しないと言いますが、自己イメージの悪い人って自分自身にはたいしたものはないと思ってるんですよね。
実は私もそうなんですが、ちゃんと自分に立ち返って「自分自身を最大限に活かす」ことがさっぱりできていない。
「活かす」ほどの価値もないと思い込んでいるわけです。
でも、自分を活かしきらずに外に何かを求めても、実際ちぐはぐな結果しかもたらさない。
「自分」をできるだけ良く評価して、それこそ最大限にその良さを引き出してあげること。
これは、もはや人間の「義務」ですらあるかもしれない。
自己イメージを下げすぎるのは罪なことですらあります。
もっと自分に優しくしてもいいはず。
「自分に厳しく」も行き過ぎると、悪い結果しかもたらしません。
「いい人」ほどそうなりがちかもしれませんが、是非自分自身を精一杯評価してやってください。
きっと道が開けてきますよ…。
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Make the most of yourself, for that is all there is of you.
あなた自身を最大限に活かしなさい。あなたにとって、あるのはそれだけなのですから。
エマーソン
☆☆☆
エマーソンといってもキーボーディストのキース・エマーソンのことではなく、アメリカの哲学者・詩人であるラルフ・ウォルドー・エマーソン(Ralph Waldo Emerson)のことである。
今回は原文を掲載してみましたが、後半の「of you」を「to you」として紹介している場合もあります。
本当はどっちなのかは確認できませんでしたが、日本人には「to you」の方がしっくりくるでしょうね。
「to you」だとすると「あなたにとって」と素直に訳すことができますが、「of you」だとするとちょっと考え込んじゃいますよね。
英語で何が難しいかっていうと、やはり前置詞が難しい。
「in」「out」「at」「on」「into」などいろいろありますけど、それぞれの前置詞のイメージを掴まずにただイディオムを覚えこんでいくのはやはり限度があります。
ビリー・ジョエルの曲に「She's Always A Woman」というのがあって、その中に「gives in」「gives out」という言葉が出てきますが、
「give」と「in」は結構馴染んでいても「gives in」と来られると、受験英語に漬かっている日本人にはなかなかピンときません。
「give in」には「提出する、手渡す」という意味もありますが、
どちらかというと「屈服する、降参する、譲歩する、言いなりになる」という意味で使われる言葉です。
「She's Always A Woman」の中では、
Oh-and she never gives out
And she never gives in
She just changes her mind
となっていて、「屈服することもなければ」という意味で使われています。
ちなみに「give out」は「疲れ果てる、へたばる、駄目になる、つぶれる」という意味で使われています。
悩ましいですよね。
何で「give」と「out」で「疲れ果てる」になるのか?
私は、なんとなく納得がいきます。
自分自身を投げ出して与え尽くして(give)、何もかも出し尽くして空っぽになってしまう(out)わけですから、当然「疲れ果てる」わけです。
昔、大学受験の浪人時代に代ゼミに通っていたんですが、英語の講師の帆糸満(ほいと まん)先生の授業を受けていて、なにかと感銘を受けた覚えがあります。単なる丸暗記ではない理解の仕方を発見したわけです。
「代々木ゼミ方式帆糸英語一気シリーズ」の「前置詞」の本は何度も繰り返して読んだものです。
やはりイディオムの丸暗記ではなく、一つ一つの前置詞を深く深く掘り下げて理解していくことが英語上達の早道だと思います。
実は現役時代にも講義を受けたことがあって、その時言ったギャグを浪人時代の講義でも言っていたことが何か哀れを誘いました。
どっちも滑ってました…。
さてさて、前置詞の話は終わりにしまして、エマーソンの名言に戻ります。
「あなた自身を最大限に活かしなさい。あなたにとって、あるのはそれだけなのですから」
自己イメージの悪い人は成功しないと言いますが、自己イメージの悪い人って自分自身にはたいしたものはないと思ってるんですよね。
実は私もそうなんですが、ちゃんと自分に立ち返って「自分自身を最大限に活かす」ことがさっぱりできていない。
「活かす」ほどの価値もないと思い込んでいるわけです。
でも、自分を活かしきらずに外に何かを求めても、実際ちぐはぐな結果しかもたらさない。
「自分」をできるだけ良く評価して、それこそ最大限にその良さを引き出してあげること。
これは、もはや人間の「義務」ですらあるかもしれない。
自己イメージを下げすぎるのは罪なことですらあります。
もっと自分に優しくしてもいいはず。
「自分に厳しく」も行き過ぎると、悪い結果しかもたらしません。
「いい人」ほどそうなりがちかもしれませんが、是非自分自身を精一杯評価してやってください。
きっと道が開けてきますよ…。