キムタクが総理大臣役とは片腹痛し。
5月12日にスタートするフジテレビ系の月9ドラマ「CHANGE」で木村拓也が総理大臣役?
いくらなんでも馬鹿げている。
どちらかといえば好意的に彼を見てきた私ですが、このキャスティングには首をかしげざるを得ない。
しかも、4~6月のクールに予定されてる日本テレビ系の「ごくせん」とぶつかるのを避けるため、当初の予定をずらして5月12日スタートにしたとの憶測も流れている。
このキャスティングについては、映画監督の井筒和幸氏も、「出川哲朗が大河ドラマで織田信長をやるよりありえない設定」、「ドリフのもしもシリーズも越えられないコントドラマに終わってまいそうやね」と、かなり辛辣なコメントを発していますが、まさにそのとおりだと言うほかないですね。
彼は1972年生まれだから、現在35歳。
橋下徹さんが38歳で大阪府知事になったのを考えれば、35歳が演じる総理大臣も荒唐無稽とまでは言えませんが、30代の総理という設定のドラマではないはず。
おそらくは40代後半から60代までの間の設定となることでしょうけど、コントになること請け合いです。 ウケ狙いならまだ分かるんですが、そうでもないようなので、事態は深刻ですね。
あのマドンナがこのドラマの主題歌を引き受けたことも話題となっていますが、それを批判する気は毛頭ない。「マイルズ・アウェイ」という曲だそうですが、こんなドラマの主題歌になるとはつゆ知らずといったところでしょう。彼女が気の毒です。
まあ、興味本位で見る人も相当いるでしょうから視聴率はそこそこ稼げるとは思いますが、「ごくせん」との対決を避けたのは非常にみっともないことだ。キムタクの株を下げることになると、何で気付かないかな…?
仲間由紀恵を恐れて逃げたキムタク、というイメージが付いてしまうことのリスクの方が重大だと思うんですけどね。
キムタクは嫌いじゃないし、かっこいいと思うけど、周りに翻弄されてるばかりじゃ今後はジリ貧になりますよ。
今までのイメージなんか糞食らえって感じで、新しいキムタクを見せてほしいものであります。
短足でもチビでもいいじゃん。
そんなことで見捨てるファンは無視すればいい。
スマップが疲れるなら、適当な理由を付けて脱退すればいい。
もっと自由なキムタクが見てみたいものだ。