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山本五十六の名言だったのか…

一体誰の言葉なのかと思いつつも、特に調べることもなく、随分長い月日が経ちました。

この人の言葉だったんですね。

会社などの管理職の人なんかはこの言葉を聞かされたりすることが多いのではないでしょうか。
この言葉を座右の銘にしている指導者・経営者の方も多いようです。


その言葉というのはこれです。


☆☆☆

やってみせ、言って聞かせて、
させてみて、

ほめてやらねば人は動かじ。

        山本五十六

☆☆☆


きっと一度は耳にしたことがあるでしょう。

ちなみに「五十六」というのは、父親の五十六歳の時に生まれたからそう名付けられたそうです。

安易といえば安易ですが、

彼は六男だったので、
親も面倒くさくなってしまったのでしょうか。

山本五十六は連合艦隊司令長官の地位にあった人で、
その後海軍大将となり、
死後には元帥の称号が与えられています。

奇襲と言われる真珠湾攻撃はこの人の発案だとされていますが、日米開戦に最後まで反対したとも伝えられています。

何かいろいろな事情があったものと思います。



この「やってみせ、…」の言葉で肝心なのは、「ほめてやらねば」の部分だと思いませんか?


その前までは結構みんなやっていると思いますが、その後のこの言葉を実践している人はそうはいないと思います。

新しいことを覚えるときは「私にやれるだろうか?」という不安をどこかに抱えているものですが、当然最初からうまくできるわけはありません。

そこで「そうじゃないだろ!」とか「なにやってんだよ!」みたいな言い方をする人って結構いると思います。

まあ、ある意味で理不尽ですよね。
最初っから完璧にできるわけないんですから。


だから、小さなことでいいからほめて、とりあえず「できないかもしれない」という不安を除いてあげることの方が合理的です。

言われた方はきっとホッとするでしょう。


社会人となれば、人に物を教える場面は何度も何度もあると思いますが、

五十六さんの言うように、
必要以上に叱ってその人のやる気をそいでしまわないように気を付け、相手を上手にほめていくことが肝要だと思います。



しかし自分の年齢を子供の名前にする親って一体…。

三十八歳の時に子供ができたとしたら、
名前を三十八(みそはち)とかにしたのかな?


なんにせよ、
言葉の主が分かって
すっきりいたしました。



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