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「間違い」「失敗」にまつわる名言


人はみな間違いを犯します。
特に仕事上のミスは、時としてしゃれにならない場合がありますよね。

「失敗は成功の母」とは言うものの、取り返しのつかない失敗というのも多々あるわけでして、なるべくなら失敗は避けたいものです。


大事なのは、やはり普段からの心掛けでしょう。先人達の名言をいくつか掲げてみましょう。古い人もおりますが、失敗は太古の昔から存在するわけですから大いに参考になります。

どれ一つとってみても、じっくりと吟味する価値がある言葉です。ざーっと読み流してしまいませんようにお願いいたします。



☆☆☆


まちがうのは人間の特性であり、道理をわきまえぬ者だけが自分の過ちにこだわる。

       キケロ 「ピリッピカ」より


正しい者は七たび罪を犯してもまた立ち直る。

       旧約聖書 「箴言」


まちがいは常に急ぐことから起こる。

       トマス・フラー 「格言集」より


人間は間違いの息子だ。

       アラビアの格言


生きる力とは、成功を続ける力ではなく、
失敗や困難を乗り越える力だ。

       松井秀喜 (ヤンキース)


ある日の過ちに再び陥るならば、その過ちは罪となる。

       プブリリウス・シルス 「格言集」より


災難が起きるたびに、
結果的にそれがよかったといえるように努力した。

       ジョン・ロックフェラー (米国の実業家)       


最大の名誉は決して倒れないことではない。
倒れるたびに起き上がることである。

       孔子


間違いは罪悪ではない。

       セネカ 「オイタのヘラクレス」より


私の最大の光栄は、一度も失敗しないことではなく、
倒れるごとに起きるところにある。

       オリバー・ゴールドスミス (イギリスの詩人・作家)


失敗のうちで最大のものは、失敗を何一つ自覚しないことである。

       トーマス・カーライル


ごまかしで成功するよりも堂々と失敗する方がよい。

       ソフォクレス 「ピロクテーテス」より


チャレンジして失敗することを恐れるよりも、
何もしないことを恐れろ。

       本田宗一郎


最も短い間違いが常に最もよい間違いである。

       シャロン 「知恵について」より


最も有害な過ちは、それが過ちであることに気づかぬ過ちであるが、もっと危険な過ちは、有徳の行為とみなされる過ちである。

       スーフィ教徒の諺


失敗したところでやめてしまうから失敗になる。
成功するところまで続ければ、それは成功になる

       松下幸之助


間違うことは人間的であり、間違いに固執することは悪魔的である。

       聖アウグスティヌス 「説教集」より


☆☆☆



どうでしたか?

とにかく、人間である以上は失敗から逃れることができません。私にしても、自分の失敗で大事なお客様に迷惑を蒙らせてしまったことなど、一度や二度ではありません。ふがいない思いにさいなまれ、自分を殴りたくなります。

ただそんな時でも、心から申し訳ないと思うと同時に自分の足りないところを気付かせてくれたことに感謝もしています。幾多の失敗があったからこそ、次の機会において確実な仕事ができるようになりました。

しかし、結論として失敗をどう捉えるべきだろうか?
自分に甘すぎてもいけないし、かといって失敗を恐れすぎてもいけない。

バランスの問題なのか?

完璧さの追求に固執しすぎるのは人間の本質に反しますから、おそらく不自然な結果を招来することになる。

かといって、結果に対する責任をいい加減に捉えている者に待ち構えている未来もろくなもんじゃないだろう。

結局、ちょうどいい「加減」を見極めて、頑張りつつも無理をしないのが最善ということになろうか。

なんか中途半端ですね。



完璧主義気味の私としては、努力をやり過ぎることの弊害をよく分かってるつもり。自己満足は得られても、結果が伴ってこない。やはり、程度にいい加減であるほうが成功はする。

ああ、迷う。 

完璧などあり得ない以上、それを求めることは愚かなことなのかな?
時間との戦いの中で妥協することが賢明なのだろうか…。

人生は有限である。この冷厳な事実を改めて考えようと思う。


では。

みなさま、おやすみなさい。












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