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このまさわキャンプ場への一泊旅行の顛末 その2


その1の続きです。

「いやしの湯」をそれなりに堪能した後、それほどかからずに「このまさわキャンプ場」に到着。

予約していたD2s'タイプのバンガローは、とても8畳には見えず、もっと狭い感じがした。おまけに、ホームページの写真からは川のすぐそばに建っているように見えたバンガローが、実際は川から10メートルぐらいのところにあって、軽くガックリした。。あの写真は嘘ではないんだけど、あんまりや…。

とはいえ、バンガローからの景色は悪くはなかった。かなり幅のある川が視界を左から右へ悠然と流れており、その向こうには、かすかに色付いた小さめの山々が鎮座していた。紅葉のシーズンだったらどんなに素晴らしいことか。

そういえば、ガックリきたことがもう一つある。これは我々の責任であるが、バンガローには布団がなかったのだ。管理事務所で借りられるのは毛布とマットレスのみ。結局マットレス3枚と毛布4枚を3人で使うこととなった。あくまで我々の責任なんですが、ここのホームページはかなり不親切だと思う。コンセントや布団のあるなしとか何にも書いていないし…。でも、キャンプ場なんて普通はそんなものかもしれん。西丹沢ウェルキャンプの充実ぶりに甘えきった我々の油断ということになろうか。

一息ついたら、何故だか娘たちとバドミントンタイムに突入。久々に激しく動いたので足がつりそうになったが、その分子供たちは上達したようだ。サーブの苦手な長女も、最後には私の授けたインチキサーブをほとんど会得するに至った。それは、羽根を乗せたラケットを垂直にひょいと動かして羽根を上に飛ばし、落ちてきた羽根をラケットで打つというやり方だ。ルール上はどうなんでしょうね?

そんなこんなで火を起こす準備に取り掛かる。

よく燃えるという松ぼっくりを現地調達するつもりであったが、ついぞ松ぼっくりは見つからず、変わりに集めた落ち葉や枯れ枝も昼間の雨でかなり湿っていた。

手元にあるのは、Kさんの持ってきた焼き鳥かなんかの串が十数本と新聞紙が二部。
着火剤は保険で持ってきていたが、それは最後の手段だ。

奥の手として、ビールの空き缶の上下のふたをナイフでくり抜き、それを炭の上に立てて空気の流れを整流してみたが、あまり効果はないようだった。あとは、なるべく熱を一箇所に集中させ、定常的に空気を送り込むことに専念した。

まあ、なんとかなるものですね。しばらくして炭が燃え始めました。
結局、巨大マッチ型着火剤は使わずに済み、大いに自信をつけることとなった。
そろそろ、この私も初心者卒業か。

夕飯は、チーズフォンデュをメインに、肉、野菜、マツタケ、焼きそば、等々。
Kさんが思い切って今回購入したしたというマツタケの味は、どうにもいまひとつ。
慣れないことはするもんじゃないですね。

夕飯を終え、ノーベル賞の話とかアッキーナの話とかあれこれ喋りつつ夜は更けていき、寒くなってきたところで皆で布団へ。毛布しかないので上着をはおっての就寝だ。

夜中の四時ごろ、目が覚めてトイレへ行くと空がなんだか凄い。
月が隠れたせいもあって、星の輝きが半端じゃない。
長野の飯綱高原で見た星空には負けるかもしれないが、神奈川県では随一の輝きだろう。

バンガローに戻ってくるとKさんも目を覚ましていた。
私が立てた物音で目が覚めたのだろう。
起きたら私がいなくて、いびきのせいかとショックに感じていたらしいが、全然違いますので。

あらためて二人で星を眺め、昴なんかも見つけてみた。
北斗七星が見えなかったのは残念でしたが、オリオン座+シリウスの清らかな姿はしっかりと目に焼きつけることができた。


やっぱり、グダグダ書いてるといつまでも終わりませんね。
ああ、もう寝なきゃ。

多分、その3に続きます…。

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